知らない道、知らない景色
カミーノを歩き
3日目。
知らない道をとにかく歩く
道の距離感もわからなければ
歩いても歩いても
一向に街は見えない。
もちろんマップは使わない。
カミーノには
必ず黄色い矢印が
ゴールを指している
それを信じて
歩いてゆく。
わたしの携帯は
見た景色を撮るために
バッテリーを毎日
その為だけに残していた。
今はただ
ひたすら長い道
青空や草木を見ながら歩く
そしてこまめな休憩を取り
身体を休ませる宿へと
わたしは
痛いふくらはぎと一緒に
真っ直ぐなこの道を
また歩きはじめた。
2018.8.9
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